2013年08月22日
球磨川ビギナーツーリング2013

行ってきました!球磨川!!
今はだれも見向きもしないクラシックルートの前半部分だけというビギナーコースですが、そこは『球磨川』!!
ところどころに球磨川らしいパワーを垣間見させてくれて、川下り初挑戦のN夫、一昔前の四万十以来というN妻、昨年に引き続き参加のK氏、昨年の『球磨川ビギナーツーリング』からダウンリバー復帰の私とそれぞれキャリアに違いはあるものの、4者4様に楽しめたリバーツーリングでした。

実は今回も参加者が少なかったので、車1台、リターンは電車という選択肢しかなく、当初はここから渡発船場までのガチビギナーコースの予定でした。
そこへ「現地集合したい。」というN夫妻のとってもありがたい申し出があり、リターンに車が使えることになったので、球磨川らしい瀬のあるところまでコースを延長できることになったのです。
人吉城跡→馬場公園。これが今回のツーリングコースです。

城跡前で軽くウォーミングアップのあとツーリング開始。
いきなり平瀬を下るので球磨川初挑戦のN夫妻は少し緊張した様子。
まだコース取りができないので瀬尻の浅場でさっそくひっかかり沈!!
ここでの沈は想定外だったけど、よくある沈なので想定しておくべきでした。
長いブランクで僕の頭もなまっているようです。

人吉城跡→天狗橋の瀬までは急流と言われる球磨川も穏やかなビギナー向きの流れです。
初心者をドキドキさせる瀬はいくつかありますが、それは球磨川を知るパドラーなら瀬の数に入れないレベルのものです。
それでいてトロ場もそこそこの速さで流れているので四万十川のように苦行のような「トロ場漕ぎ」はありません。
つまり、理想的なビギナーのリバーツーリングができる川なのです。

前半のハイライトは天狗橋の瀬。
しっかり漕いでさえいれば初心者でもあんまり沈はありませんが、ここまでの平瀬の波とは一味違う波を味わえます。

天狗橋の瀬の河原で昼食をとったあとはしばらく球磨川の自然を楽しみながら下ります。
苔むす断崖、小川の流れ込み、川岸に係留された主のいない川船など、気持ちの良い早瀬に運ばれながら移りゆく風景を楽しめます。

ビギナーコースの終了点『渡発船場』の少し前には初心者にも『お約束』の沈を経験してもらう格好の瀬『熊太郎の瀬』があります。
ここでN妻、K氏が沈!!
ロールをマスターしたばかりのK氏は果敢にロールを試みましたが失敗。あえなく沈脱!!
パワフルな球磨川の瀬では右も左もロールできないと起き上がれないことを体感して、さらなるスキルアップに燃えているようです。

『渡発船場』でトイレ休憩をとり、ツーリングは佳境へ入ります。
5大瀬には入りませんが、球磨川の片鱗を見せてくれるパワーのある瀬が待ち受けています。
大波の「くぎしめの瀬」は水量不足で期待はずれでしたが、奈良の瀬、八貫の瀬は本日最高のパワーのある大波でツーリングを締めくくってくれました。

去年、今年と球磨川の前菜だけで終わっているので来年こそはメインディッシュをいただきたいところです。
待ってろよ!!二股の瀬、修理の瀬、網場の瀬、高花の瀬!
来年は行くからな!!

締めの温泉は『元湯』。
20年ぐらい前に行ったきりで道も名前も忘れていましたが、人吉に移住した田中氏がFACEBOOKで『元湯360°』という動画を紹介していたのを思い出していってみました。
由緒正しく、素朴な温泉です。(入浴料200円)
by nob
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